子どもの心の成長を応援!書道で自信と表現力を育てる
「書道で子どもに自信や表現力を身につけてあげたい!」と考えている親御さんもいらっしゃるでしょう。
書道は心と直結しています。
表向きは隠していても、筆を持てばその時の気持ちが字に反映してしまうものです。
そんな繊細な書道は子どもの心の成長にもつながり、自信や表現力の幅を広げます。
では、書道で子どもが自信や表現力を身につける瞬間とは、一体どんなときでしょうか。
<過去の自分と比べたとき>
書道には、子どもでも簡単に自分で成長を確認できる方法があります。
それは過去の作品と今の作品を並べて見比べることです。
字のバランスや筆の向き、線の太さなど、子どもでもパッと見るだけで、どれだけ上手に書けるようになったかが分かります。
自分で自分の成長を確認することは大きな自信に繋がります。
子どもが過去に書いた作品は、一部でいいので捨てずに取っておきましょう。
<歴史や他の価値観に触れたとき>
自分以外の作品に触れること、子どもの表現力はアップします。
古くから受け継がれてきた書道には、長い歴史の中で多くの芸術作品が残されています。
それらに触れるだけでも、子どもは新しい価値観を学びます。
またインターネットで検索すれば、現在活躍する書道家の情報などもすぐに見られます。
新しい価値観に触れることで、子どもの表現力は底上げされます。
書道の世界は奥が深いです。
「まだウチの子どもには難しいかも…」と思わず、イベントや展覧会などにも連れて行ってあげましょう。
子どもは子どもながらに、大人とは違う視点で多くの情報を得ています。
知らない世界を見てたくさんの知見を広げることで、表現力は大きく向上します。
<親が認めてくれたとき>
子どもが何よりも嬉しくてやる気が出る瞬間は、親に応援してもらったり褒められたりと、ポジティブな言葉をかけてもらったときです。
幼い子どもは、まだ自分の成果を自分で判断できません。
親に認められて、初めて子どもは自分のやってきた努力や成果を自分で認めることができ、自己肯定感が高まります。
ポイントは具体的に伝えてあげること。
「じょうずに書けたね」よりも「まっすぐな線が書けたね」の方が、子どももすんなり受け入れられます。
安心と自信を得た子どもは、エネルギーをフル充電させて、次の目標に進むことができます。